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山形へ一人旅

久しぶりに更新します。

今回は歌詞考察とかではなく、旅の日記のようなものです。

2017年の夏も終わりそうですが、山形へ、一人旅をしている最中です。

気持ちを切り替えたくて

なぜ一人旅をしているかというと、実はこの8月で5年半勤めた会社を退職し、9月から新たな会社に転職することになりました。

現在の会社を退職するにあたり、どうやら自分の中ではっきりとした折り合いがついていないというか、未だ実感が湧いておらず。

何となくの日常を抜け出して、遠くへ来てみなければならないなといったところです。

飛行機がもうなかった・・・

さて、旅行先ですが、なぜ山形かというと、特にこれといった理由はありません。

どちらかというと、沖縄の宮古島に行こうと思っていました。

しかし、業務引継の調整やらで旅のことを考えるのが後回しになってしまいまして、直前に宿を探しましたが飛行機に空きがないのでした。

そこで、某旅行地のまとめアプリを閲覧していたら、山形が目に入ったというのが経緯です。

未踏の地?

よーし山形行くぞとなってからは、8/26に8/27の宿を探しました。(笑)

まとめアプリで見かけた観光地を元に、旅程を立てました。

最近は、パソコンで色々調べつつ、Google Mapで位置を確認し、移動時間を確認し、Evernoteに貼り付けるという流れで旅程を作ります。

クラウドですぐにスマホでも見れるようになるから便利ですよね。

そうして、8/27の5時に起き、7時には大阪を飛び立ちました。

いざ、人生初の山形県・・!

と思っていたのですが、実は25年前の3歳の時に家族で来ていたみたいでした。(笑)

閑さや 巖にしみ入る 蝉の声

山形空港に着いてから、レンタカーを借りて、「山寺」へと向かいました。

山寺は別称のようで、正式には 立石寺 というようです。

隆々とそびえ立つ木々の間を縫うように階段を登って行きます。

緑の生い茂る中、荘厳さを感じる崖の岩肌が見えます。

東北といえどもじんわりと汗をかく道中、ご年配の方々はヒイコラ言いつつ登っておられました。

途中、剝きだす岩肌に将棋のコマのような形で彫刻されている場所には、多くの銭がはめ込まれていました。

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300-400段くらいでしょうか、山頂付近まで登ると立石寺が見えて来ます。

見渡すと青々と連なる山々を背景に、崖のそばに建っています。

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さらに進むと、展望台のようになっているお寺があり、山形の山々を一望することができます。

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寺院には人名のお札のようなものが貼ってあり、一風変わった面白みのある内装になっていました。

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この地で、松尾芭蕉が上記の句を詠んだと言われています。

実際の地へ来てみればなるほど、静かな展望台の上で、かすかに聞こえるミンミン蝉の声。眺めの良い寺院に風が吹けばとても涼しく、蝉の声も遠く聞こえるような感覚があり、剝きだす岩壁に吸い込まれているかのようです。

芭蕉すげえ!

五月雨を あつめて早し 最上川

山を降りたところで、芋煮と玉こんにゃく、そばを頂き、宿泊ホテルの近くでもある最上川番所へ向かいます。

ここは、最上川の舟下りができる場所です。

緑豊かな最上川をゆっくりと1時間、船頭の舟唄や雑談を聞きながら、流されて行きます。

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残念ながら、前1週間のうちに雨が降っていたため、川は濁ってしまっています。

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川面が綺麗で、かつ紅葉や桜のシーズン、さらに雪見の頃でも、とても見応えがあるのでしょうね(逆にいえば今が一番何もない笑)。

途中、鮎の塩焼きにかぶりつきつつ、ゆっくりと下って行きました。

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1日目はこれにて

ということで、山形一人旅の1日目はこのような感じでした。

明日は、「丸池様」「加茂水族館」「出羽三山神社」へ行く予定です。

途中でどこか外泊の温泉入れないかなあ?

それではまた明日(も書くだろうか)。